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ピアノの調律

ピアノに調律が必要な訳

ピアノは、たとえ弾かないでいても時間の経過と共に、1本およそ90キロという強い力で張られた弦が伸び、やがて音律の乱れがでてきてしまいます。ですが、きちんと調律されているピアノは、たとえ20~30年前に販売された中古ピアノであっても新品ピアノに負けないくらい、素敵な音色を奏でてくれます。

調律は、音律の状態だけではなく、ピアノ全体の状態をプロの方に診断してもらうことができるので、ハンマー、フェルトの磨耗、鍵盤のゆるみ、ペダルの動き等、普段は気づかないようなところまでチェックしてもらうことができます。

調律、整調そして整音

調律作業には、大きく分けて調律・整調・整音の3つの作業があります。

調律

弦を巻きつけているチューニングピンをチューニングハンマーという道具で調整しながら、音程を合わせます。

整調

しっくりした弾き心地が得られない時は、整調に問題があります。部品の動きや規格を点検し、湿度等でずれてしまった寸法を元にもどしてあげる等の作業を行います。

整音

弦を叩くハンマーヘッドを整えることで、音量・音色・全体の音のバランスを整えます。

富士楽器では、調律、整調、整音した、中古ピアノを数多く販売しております。いつでも信頼と安心で良いピアノ選びのお手伝いを致します。